Mbed ライブラリ追加方法

こんにちは、hiroです！今回はMbedIDEのライブラリのインポート(追加)方法について紹介します。また、ライブラリのリビジョン(バージョン変更)方法についても紹介します。

MbedIDEについてあまり知らないよーという方はまずこちらの記事をご覧ください。

Mbedでのライブラリのインポート

Mbedでライブラリを使うときは、Mbedで公開されているライブラリを使う方法と、非公開(Git Hubなどで公開されている)ライブラリや自作のライブラリを使う方法があります。

ほとんどが公開されているので前者の方法で良いですが、稀に使用したいモジュールが公開されていない場合があり、自分でライブラリを作る必要があるので、一応２つの方法を説明します。

ライブラリは基本的にMbedで公開されているものを使う

Mbedで公開されているライブラリを使う方法

Mbedでは公式や有志が作ったライブラリが公開されていて簡単にインポートすることができます。ここではその方法について順を追って説明していきます。

使いたいモジュールのライブラリを探す

多くの場合は、例えばGPSの場合はmbed GPS ライブラリなどと検索すると、出てきます。今回はGPSの https://os.mbed.com/users/Tomo073/code/GPS/のライブラリを例に進めていきます。

ライブラリをMbedオンラインコンパイラに追加する

ライブラリのページはこのようになっています。

右上の方にある”Import into Compiler”をクリックすると、自動的にMbedオンラインコンパイラが起動します。このような画面になります。

項目をこのように変更してください。(デフォルトは変更しないという意味)

• Source URL: デフォルト
• Import As: Library
• Import Name: デフォルト(わかりやすく変えても良い)
• Target Path: ライブラリを追加したいプログラムを選択
• New Program: デフォルト
• Update: デフォルト

変更したら、”Import”を押すと追加が完了します。

このように<プログラム名>/libraryの中にGPSが入っています。

これでライブラリのインポートは完了です！

自作ライブラリや、コードのみが入手できるライブラリを使う方法

まず、ライブラリを追加したいプログラムを開き、右クリックして、”新しいライブラリ”をクリックします。ライブラリの名前を決めて”OK”をクリックします。

次にそのライブラリファイルの中に、xxx.cpp、xxx.hを作成します。その中にプログラムを書いて(コピペして)保存します。

これでライブラリのインポートは完了です！

Mbedでのライブラリのリビジョン

リビジョンとはバージョンの変更のことです。ライブラリのバージョンがあっていないと、競合が起こったり、予期せぬ不具合が起こったりします。ここではライブラリのリビジョンの方法を確認します。

変更したいバージョンのバージョン名をクリックし、”切り替え”をクリックするとリビジョンが完了します。

ラジオボタンではなく、”リビジョン”の列のバージョン名をクリックして選択してください。

おわりに

お疲れ様でした！MbedIDEのライブラリのインポートとリビジョンについて理解が深まったと思います。Mbedでの開発についてこちらの記事もぜひご覧ください！